林はるのぶ独白録

西脇市議会議員 林はるのぶのブログページです。

時々、毒吐く録になってる時もあります・・・・
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陳情調査のあり方と政策のタネ(文教民生常任委員会)

 今日は文教民生常任委員会。
 議案は6件ですが、それはすぐ終わりました(苦笑)

 でもそこからが長かったんですが。

 

 

■陳情第1号「訪問理容(出張理容)サービスの介護保険法市町村特別給付とすることについて」は、陳情者が不慣れな点があり(議会答弁なんて生まれて初めてでしょう)、説明や質疑応答での瑕疵もありましたが、それでもその気にさせるような質問を委員がしておいて、「陳情の内容と違うので却下」(東野議員)は無いと思いましたね。

 確かに陳情の趣旨は「介護保険の特別給付とすること」で陳情団体の願いもそうなのですが、陳情者が「特別給付が無理なら西脇市の一般会計からの支出でもいい」「平成26年まで存在した訪問理容チケットの復活を望む」と言ったからといって、「陳情を却下する」というのはあまりにも市民の側に寄り添った態度とはいえず、まるで「お役所仕事」と悪しざまに言われるものだと思いました。

 そもそも、陳情者が「特別給付は無理でも一般会計負担ならできるのかも(多可町ではしています)、そこからゆくゆくは・・・」と考えても仕方のないようなその気にさせる質問ばかりしていたのですから!
 「訪問理容チケットの復活」にしたところで、財源が特別給付事業であれば、主旨にも沿ってるわけですし。
 村岡議員と吉井議員は「陳情者は途中から願意説明が変わってきたが、受け付けた陳情書内容は調査すべき」との意見でしたが、他の議員たちが全員「却下すべき」とのことで、結局陳情書の調査はされず仕舞いでした。


 私も議長席から「却下はねえだろう!」と思わず言ったんですが。

 

 こんなことでは市民のみなさんも陳情をおいそれと議会に出せませんよね・・・・・普通の市民はなかなか委員会に出てきて的確な説明や答弁なんてできないのだから、そこは議員たちが上手く言葉を引き出してあげないと、と思いますね。

 何のためにファシリテーション研修してるんだか。

 ましてや老齢の理容師さんが一人でやってきて、一生懸命頑張って伝えようとしていたというのに。

 哀しいなぁ。

 

■陳情第2号「平成31年度西脇市就学前・教育・保育予算に対する要望書」については、1から4までの全ての要望に対して、委員会として「市長に申し入れる」と完全同調でした。

 膨大な予算増額になりますが、委員会としては「来年度予算に必要」という認識で「予算拡大提案」するということです。
 私自身は委員会での満額回答に対し「ホンマかいな!?」という思いです。
 委員会として市長に申入れして、3月の予算書に盛り込まれていなければ、少なくとも委員のみなさんは反対票を投じる立場になりますね(わかってんのかな??)

 

長くなるので、ここからは簡潔に。

 

■通学路への(市の事業として)防犯カメラ設置
 市行政は「見守り隊等の活動によって、主要通学路への防犯カメラ設置は考えていない」→委員会では「それでいい」

■幼児・児童へのインフルエンザ予防接種助成拡大
 市行政は「約1千万円かかる。必要とは考えていない」→委員会は「それでいい」

■乳がん検診受診30歳からへの助成拡大
 市行政は「国の指導通り40歳から2年おきに実施する。若年層へは乳がん検診受診の啓発はする」→委員会は「それでいい」

■高校3年生までの医療費無償化の拡大(所得制限撤廃)
 市行政は「現在は中3まで医療費無償だが、所得制限を撤廃すると約1200万円の予算増となる。

 高校3年生までに拡大すると約3200万円の予算増である。

 無償化すると医療費も増大するし、現在は拡大を考えない」→委員会は「引き続き調査研究項目とする」

■卓球を市民スポーツとする取組
 市行政は「各種卓球大会の開催、卓球台無料開放日を現在もしている。

 市民卓球大会については検討中。

 裾野拡大のための卓球イベント(温泉卓球大会等)は市民が自発的にやってくれることを期待したい」→委員会は「それでいい」

■昼間消防力の向上策
 市行政は「機能別団員、消防協力員や各部分団の連携で対応する。

 市役所職員の消防団加入率は35%なので、加入を啓発する。

 機能別の市役所分団については考えないが、現団員による市役所消防隊を検討している」→委員会は「それでいい」

■こども園における幼児教育の充実
 市行政は「幼児教育センターが中心となって年10回程度の研修に努める」→委員会は「今年6月にも委員会として幼児教育の充実を市に申し入れている。

 さらに保育教諭の研修を充実させるためにも保育教諭に対する処遇改善を市に申し入れるので、このまま見守っていく」

■高齢者の運転免許証返納者に対する特典の付与
 市行政は「高齢者の自動車運転事故防止の観点からも何かしらの市としての特典を検討したい」→委員会は「それでいい」

■「駅伝のまち」のPRについて
 委員会では、駅伝のまちのPRが足りないとの認識から、もっとPRに努めるよう市に申し入れる。

 具体的な内容は後日検討する。

■「きれいなまち西脇」について
 委員会では「きれいなまち」の定義もあり、どういう手法が議会としてできるのか引き続き、調査研究する。

 

 

 私から最後に委員会に対し申し上げたのは、市行政からの回答を聞き、委員会の結論が「それでいい」ではダメだ。

 何を求めるのか明確にしないと、です。

 委員会は何を市行政に求めるのか、市行政に何をさせようとしているのか。

 「検討」をさせたいだけなのか。

 委員会の意思を明確にしないで、何がどう反映されたのか検証すらできないと考えます。

 

 また議会は「それでいい」と追認や承認をする機関ではありません。

 責任を伴った「決定」をする機関です。

 

 時間はかかりましたが、どうにも「軽い」議論だな、というのが今日の感想です。

 

 本日の委員会には午前中に傍聴が7名。
 午後にも2名いらっしゃいました。

 どのような感想を持たれたのか気になるところです。

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